体の幹から整えて、体つきと顔つきを変える【❷】コーチング術

理想コーチングとプランニング
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2020.5.1  【加筆・編集しました】

(このブログは❶❷に分けてあり、その【❷】です。)

 

自分では伝えたつもりが、相手に伝わっていない。

これは、コミニュケーションエラーが起きている状態です。

伝えたかったことがキッチリ〝伝わる〟には、どうすればいいのか?

伝わる伝え方に興味がある方は是非読んでみてください。

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目的の無い行動はさまようだけで目的地にたどり着かない

無目的

 

明確な目的があるから、単なる運動が充実したトレーニングになり、

 

やることが明確だから、成長や変化だけでなく失敗したことも体感しやすく、

 

もし失敗をしても、レビューすることで・フォローもリカバリーもしやすく

 

起動修正が簡単です。

 

 

でも、どう行動すれば良いか?

 

まずは何から始めればいいのか?

 

行動をどうやって軌道修正すれば良いのか?

 

考え方が分からない時に便利なのがフレームワーク

 

 

PDCA(ピーディーシーエー)とか、

OODA(ウーダ)といった考え方の〝ひな型〟です。

 

 

PDCAとは、

 

計画→行動→評価→改善→計画… PLAN→DO→CHECK→ACTION

 

の頭文字で、元々は工場の生産性を高めるためにつくらたフレームワークで

 

業務改善に最適なので、教育やビジネスの現場でも使用されていて、グループや

 

チーム向きともいわれているフレームワークです。

 

① ゴール設定や目標をきちんと立てた良いプランニングする

 

② プランを基に実行し、臨機応変に対応しながらリカバリーする

 

③ 実行したことに対する結果とプロセスの評価する

 

④ 自己評価だけでなく、他者評価も積極的に受けとめてプランニングを

 

 修正や改善する →再び①へ

 

①から④へ、そしてまた①へと、グルグルと思考サイクルをくり返しながら

 

目標やゴールを目指すことをPDCAサイクルを回すといいます。

 

 

OODA Loop

 

そして、不明確で変化が激しい現代のような環境に向いているといわれているのが、

 

元々は空軍パイロットの思考決定を対象としていた

 

OODA(ウーダ)•OODA Loop(ウーダループ)と呼ばれるフレームワークです。

 

 

現状にあるものから最善を判断を下し、即座に行動する最速最強の思考法ともいわれていて、

 

観察→仮説構築→意思決定→実行… Observe→Orient→Decide→Action

 

① 意識的な視点で、とにかくよく観察して情報収集をする

 

② 情報を整理・分析して、問題を抽出して明確にしてから

 

 仮説を構築して方向性を決める

 

【毎回の仮説構築の中で、前回の判断の誤りに気づき新たな

 

 仮説を立てる②がOODALoopの重要なポイントになります】

 

③ なにをするのか意思決定をする

 

 👉自分がどうなりたいのかを確認

 

 👉それにはどうすればいいか、考えられる選択肢をリストアップ

 

 👉自分の意思と選択肢、過去の情報などを基に判断し、

 

  最も効果的かつ未来を変える決断をする

 

④ 決めたことを行動に移し、結果から仮説の検証をする →ふたたび①へ

 

行動の結果にはとらわれず、次のLoopのプロセスと捉えて検証し、

 

ループを2回、3回、4回転と回し、OODALoopもくり返しくり返し

 

ゴールや目標へと近づいていきます。

 

 

僕は、いつも最速だったり最強でなくても良いし、

 

💦焦ったり、つい同じ失敗を繰り返すことや立ち止まって

 

小休止したり、まわり道することが無駄だとは思いませんが、

 

目的のない行動と本気じゃない行動はさまようだけで無駄になる思います。

 

(僕の考える)理想的な選手とその思考様式

主体的

 

理想のコーチ像やコーチングをイメージしたり考える時、

 

その結果として、選手がどうなっていくのが理想的なのか、

 

どんな選手が理想的な選手(対象者)なのかも考えます。

 

 

理想的な選手が育つには、

 

学ぶ/学べる・育つ/育ちやすい・集中できる/集中しやすい・

 

空気感や空間、仕組みなどの環境を構築することが必要です。

 

良い準備ができていれば、良い仕事ができるように、

 

良い準備や環境さえ構築できてしまえば、本人のやる気次第で

 

しぜんに良い選手は育つと考えるからです。

 

 

人の成長は農業的で有機的

 

人の成長は、画一的ではなく個々に成長も発達も違い、成長スタイルも

 

工業的ではなく農業的で有機的です。

 

いつ、どのタイミングで何がきっかけになって成長するのか?

 

どこくらいのスピードでどこまで成長するのか?

 

さえ、実は誰にも分からないのです。

 

環境をつくりあげることはコントロールでき、それによって人の成長は促せても

 

成長速度をコントロールできないからです。

 

 

理想の選手

 

(僕の考える)理想的な選手(対象者)とは、

 

自分で判断して行動し、その結果を主観的と客観的の両面から省みて修正し、

 

次の機会やチャンスにつなげていく。

 

好奇心旺盛でオープンマインド、自分の競技種目に対する愛情と強い気持ちを

 

持っていて勇気ある決断と行動ができる。

 

何が一番大事なのか〝自分の原則を中心に据えて〟行動の指針にしているので

 

ブレにくく、軌道修正やリカバリーが速い。

 

自分の競技を通じて、自分らしさを自己表現できる選手です。

 

理想的な選手でもありますが、そのまま理想的なひとりの人間でもあります。

 

自分で考え行動し機転が効く人間になるステップアップ

ステップ

 

1.自分の良い部分だけでなく、成長のためなら耳の痛いアドバイスを受け入れ、

 

自分の悪い部分も直視して(逃げないで)自分を正確に知ることができる。

 

2.(テーマやヒントをもらって)自主的に行動できるようになる。

 

3.(常に当事者意識を持って)自ら今なにをするべきかを判断して行動できるようになる。

 

4.(自信と応用を利かせて)機転行動ができるようになる。

 

 

理想を追求することで人が磨かれていく。

 

これはスポーツだけに限ったことではなく、全てのこと共通する本質的で普遍的なこと。

 

コーチングする側もされる側も、スポーツを通じて様々な関わり方をしながら

 

成長したりアップデートしていくことにつながる。

 

これが、自分が成長することが素晴らしいコーチングのカギになるということだと思います。

 


ということで今回【❷】はここまでです。

 

【❸】以降も現在作成中ですので是非読んでみてください。

 

このブログがあなたの健康維持・獲得のキッカケやヒントになれば幸いです。

 

❶❷と長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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